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人間関係のストレスの原因と対処法

人間関係の悩みで苦しんでいる方もいらっしゃるかもしれません。

色々な原因があると思います。しかし、人間関係であまり悩んでいない方も中にはいます。そういった人達はどんなことを考えて、そして実践しているのでしょうか。

私が一度聞いていい話だなぁと思ったことがあります。

それは例えば、職場などで自分とは全く違う意見や考え方をする人がいても、反論したり、それは違うと意見したりするのではなく、「へぇ、そういう考え方をするんだ、この人は」という風に考えることです。

これはあるラジオ番組でパーソナリティーの人が言っていた何気ない一言でしたが、非常にポイントをついていると思ったのです。

人と自分を分ける

まず、このラジオ番組のパーソナリティーの方は、他人と自分とをはっきりと分けていますね。自分と違う考え方や行動をする人を見てもイライラするのではなく、この人はこういう人なんだ・・・という風に自分と他人をはっきりとわけています。

これ、人間関係を円滑にする大きなポイントだと思います。

自分は自分、人は人・・という考え方ができるようになるとあまり他人のことで悩まなくなります

大体他人にイライラする時って自分の基準に他人を当てはめようとしている時なのですから。それにまず気づくこと、そして、気づいたら、自分とその相手をはっきりと分けて考えることです。

あきらめること

これも先ほどの話に通じるところがありますが、大切なことは「あきらめること」です

この人は信じられない、こうあるべきだ・・・という風に自分の思うように相手を変えようとするからイライラします。

それをやめてしまって、この人はこういう人なんだ・・・と相手をあきらめること。これが一番楽な方法です。

何をどう考えて見てもそれは所詮は他人のことなのですから。それはたとえ家族であってもそうなのかもしれません。同じ血が流れていても、上手に諦めることができれば家族のことで悩むこともなくなります。

ただ、それが一番難しいのも家族ですね。自分の家族だと思うと、どうしても諦めきれなくなる。でもそれは本当は相手を自分のやり方に当てはめようとしているだけだと気づけば悩みからも解放されるのかもしれません。

批判しないこと

他人を批判することをやめると人間関係は円滑になってゆきます。

なんであんなことを言うのだろうか、信じれないことをする人だ・・・という風に他人を批判したとたんにストレスがたまってゆきます。

そうなる前に、他人の批判をやめてしまうことです。これも自分と他人とをわけて考えればできることなのかもしれませんね。